エンジニアとして活躍していくためには、しっかりとしたスキルシートを用意するのが非常に重要です。
スキルシートというのは、その名の通り、これまでに培ってきた自らのスキルを表にしてまとめたもので、これを見せることによって自分がどのような分野に強みを有するかを相手方に容易に伝えることができます。転職時はもちろん、フリーランスとしてクライアントを開拓する際にも有用となりますので、これまでスキルシートを作っていなかったという方は、この機会にぜひ作成するようにすると良いでしょう。

では、スキルシートはどのように作成すればよいのでしょうか。
まず頭に入れておきたいのは、スキルシートには決まったフォーマットは存在しないという点です。自らのキャリアの説明を通じて獲得してきたスキルが分かるようになっていればよいので、基本的には職務経歴書と同じように時系列でこれまでやってきた仕事を並べたうえで、それぞれについて具体的にどのような職務をこなしてきたかを分かりやすく説明すると良いでしょう。

ただし、あまり冗長に書きすぎると読み手が疲れてしまうので、説明はなるべくシンプルな表現に留めるべきです。
短い文章で要点を伝えられるかどうかもエンジニアとしての力量の一つで、たかがスキルシートと侮らずに何度も推敲を重ねて自分なりの1枚を作り上げるようにしましょう。

なお、どうしてもうまく書けないという場合には、市販されているテンプレートを参考にしてみるのも一案です。
そのほか、こちらのサイトhttps://skillsheet-utilization.com/のようにネット上ではコツが紹介されていることも多々あるため、参考にしてみるのもいいかもしれません。